長寿祝い、アクティブ・シニアの増加で変わるギフト傾向。

両親や祖父母に元気で長生きして欲しいと願うのは、いつの世も変わらぬ家族の思い。
そんな気持ち思いの表れとして、日本では古くからさまざまな長寿祝いで人生の節目を祝ってきました。
しかし平均寿命が伸び、好奇心旺盛でアクティブなシニアが増えた昨今、
同じ長寿祝いといっても、その内容は少しずつ変化しているようです。
そこで今回は、長寿祝いの基本と近年の傾向、そして元気いっぱいのシニアに贈るべきプレゼントについて、改めて考えてみましょう。

まず確認しておきたい 長寿祝いの基礎知識

まずは長寿祝いの基本についておさらいをしておきましょう。
そもそも長寿祝いとは特定の記念日を指すのではなく、
還暦祝いをはじめとした長寿のお祝いの総称。
数え年で61歳の還暦、70歳の古稀、77歳の喜寿、80歳の傘寿、88歳の米寿などがあります。
しかし近年は60歳でもまだまだ元気で現役の人が多いもの。
還暦は長寿というより単なる節目のお祝いとし、古稀以降を長寿祝いとするケースが増えているようです。

 

 

贈るプレゼントにとくに決まりはありませんが、

あまり年寄り扱いするギフトだと不評を買ってしまうことも。
とくに老眼鏡や補聴器などを贈る場合は、相手の希望をしっかりとリサーチしてからにしましょう。
また、目上の人への贈り物としては靴、スリッパ、靴下などの“踏みつけるもの”がふさわしくないという意見もあります。
さらに“苦”や“死”を連想させるギフトもタブー。櫛やシクラメンの花は避けた方がよいでしょう。

 

 

なお長寿祝いの贈り物には、熨斗をつけるのが一般的。

表書きには「御祝」「祝還暦」「御還暦御祝」などの文字を。
水引は「何度でも祝いたい慶事」の意味を込めて赤白・金銀の蝶結びを選びましょう。

喜ばれる贈り物は、モノよりも体験にシフト モノよりも体験にシフト

では長寿祝いには、どんな贈り物がふさわしいのでしょうか。
実はシニアの声を集めてみると、特定の“モノ”より親戚や家族との特別な時間を過ごすことや、

体験型ギフトが喜ばれる傾向が窺えます。
たとえば親戚が集まっての祝宴やホテルやレストランでの食事会など。
アクティブで多趣味な相手なら、温泉や景勝地への家族旅行も良いかもしれません。
事実、各所で実施されている“シニア層がもらってうれしかったプレゼント”といったアンケートでも、旅行や食事は常に上位にランクインしています。

 

 

そんな需要を受け、各施設にも長寿祝い用のプランが増加中。

たとえば「目黒雅叙園」では個室で味わうコース料理に祝い用の酒、写真撮影などがセットになった「長寿のお祝いプラン」を展開。
さらに都心部のシティホテルや観光地の旅館でも、花束やケーキが付く特別プランが年々増えています。
選択の幅が広がったことで、さまざまなタイプの人に合うプランが見つけやすくなっています。

 

 

 

それでもプレゼントを絞り切れない場合は、受け取った側が自由に内容を選べるカタログギフトはいかがでしょう。

近年のカタログギフトは、選べる内容もさまざま。
旅行や食事、果てはゴルフやクルーズの体験まで多彩な内容が揃っているため、見る目が肥え積極性も増しているシニアにぴったりとの贈り物といえそうです。