両親の結婚記念日、みんなはどんなプレゼントを贈っている?

海外生活の長い方などに伺うと、特に欧米では夫婦の結婚記念日をとても大切にしていることをよく耳にします。
その日は仕事を休んで夫婦で特別な時間を過ごす方も多いのだとか。
日本でも、毎年の結婚記念日には夫婦で食事に行ったり、とっておきのワインをあけたり、お互いにプレゼントを贈りあったりする方、増えてきていますよね。


そんな結婚記念日ですが、やはり50代以上のシニア世代になると自分たち同士で祝うということからちょっと遠のいてしまいがちなようです。
だからこそ、子供として親の結婚記念日を、感謝を込めて「おめでとう」とお祝いしてあげたいものです。

親の結婚記念日、どんなお祝いをしていますか?

最近のある調査によると、子供から両親にプレゼントを贈る機会のトップはそれぞれの誕生日だそうです。次にクリスマスやお歳暮、そして3番目が「結婚記念日」とのこと。

 

しかしながら、結婚記念日のお祝いは誕生日やクリスマスに比べると2割以下と圧倒的に少なく、ちょっと残念な実態が浮かび上がりました。

 

確かに銀婚式や金婚式などに代表される「節目の結婚記念日」をのぞいて、毎年の結婚記念日は周囲はもちろん本人たちもつい忘れたりしがちですよね。
ですが、親の結婚記念日は家族のスタート記念として、子にとっても大切なメモリアル。
ぜひとも家族としてお祝いの気持ちを伝えましょう。

 

子供からのお祝いとして、どんな形でお祝いしているか、周囲の人に聞いてみました。

 

「離れて暮らしているので、それぞれの誕生日と結婚記念日には、毎年手書きのメッセージを書いたカードを贈っています。これまで贈ったカードは両親が大切にファイルして、ときどき見ては喜んでくれているみたいです」(40代・女性)

 

「毎年ではないですが、30年目、40年目など節目の結婚記念日には、兄弟と相談してプレゼントを贈りました。30年目のときはまだ私たちも独身で若かったので、ささやかにワインと花束をプレゼント。40年目のときには1泊温泉旅行をプレゼント。これはすごく喜んでくれたので、また50年目のときに、もう少し豪華な旅行を贈りたいなと思っています」(30代・男性)

 

「食事に招待します。孫である私の娘からの手作りカードをもらうのが、食事そのものよりも嬉しいみたい(笑)」(30代・女性)

 

「いつまでもふたり元気で暮らしてもらいたいので、健康に関するプレゼントを贈っています。今までに贈ったものは、無農薬の野菜ジュースのセット、寒い洗面所を温めるためのオイルヒーター、万歩計、高機能の体重計、加湿器など。これから贈りたいものは、人間ドッグのギフト券などを考えています」(40代・女性)

 

時間を共にしてお祝いする、テーマを決めてプレゼントをするなど、いろいろなお祝いの形が考えられますね。

特別な時間を過ごしてもらいたい

両親にとって一番うれしいお祝いは、家族みんなが集まってくれること。
それは当然なのですが、離れて暮らしていたり仕事の都合があったりと、なかなかそれが難しいことも多いもの。
そんな、一緒に時間を共にできない場合におすすめなのが、「夫婦ふたりで特別な時間を過ごしてもらう」というプレゼントです。

 

そんな「時間を贈るプレゼント」にはどんなものがあるでしょう?
たとえば、とっておきの食材とワインをセットで贈る、お気に入りのレストランの利用券贈るなどのグルメ時間を贈る、というのもいいアイデア。

 

また、共通の趣味がある場合は、趣味に関するグッズを贈るというのもいいですね。
山歩きのためのペアのトレッキングシューズ、ゴルフグッズ、音楽会のチケットなど。
仲良く趣味を楽しんでいる姿は、子にとってもとても心温まるもの。

 

さらに近頃人気なのは「ふたり旅」をプレゼントするものです。
温泉や観光、自然散策、そして旅先の宿での美味しい食事など、夫婦ふたりでの特別な時間をたっぷり楽しめることができるなんて、とても素敵なギフトです。

 

そんな「旅行ギフト」、贈り方としては直接予約を入れてあげるほか、旅行券やカタログギフトで贈る方法など、とても便利になってきています。
とりわけ旅プランが充実したカタログギフトは、贈られる側が行きたい宿や日程を自由に選べることから利便性や満足度も高く、リピーターも多いようです。

 

両親に家族としての感謝を込めておくる結婚記念日ギフト、みなさんも自分の家族に合った方法で、いろいろ考えてみてはいかがでしょう。