間違えるとちょっと大変 ”のし”の常識

改まった席での贈り物に「のし」はつきもの。
でも、のしを付けて贈り物をすることってそうめったにないですよね。

そもそも、「のし」って何でしょう?
これは本来「のしあわび」を意味していて、
その昔、高価なアワビの身を薄く剥ぎ取り、更に引き延ばして干した物を送り、
万が一食べるのに困った時には「のしアワビ」を食べてしのいでね、 との相手への思いやりから始まったとされています。

意外と意味合いが重要なものなので間違えないようにしないとね・・
いざという時に困らないようにのしのマナーについて

のしのえらび方

名入れ

 

のし紙とのしの表書きには決まりがあります。

 

例えば結婚であれば必ず結びきり10本で贈ること。

お誕生日祝いであれば必ず蝶々結びで贈ること。

 

なぜかといえば、

蝶々結びは何度会ってもいいことの場合に使い、

結びきり10本だったら1度きりにしたいお祝いごとに使う、というルールがあるからです。

 

結婚なのに蝶々結びで贈る = 何度も結婚するんでしょ、という意味にとる人もいます。

お誕生日祝いなのに結びきりで送る = もう来年はないよね、という意味にとる人もいます。

 

名入れにもルールがあります。

名前は必ず贈る側の(自分の)名前であること。

贈る人の名前を入れることがないように気をつけましょう。

のし紙の種類 (表書き)

のし

EXETIMEでよく使われる熨斗紙は

① 蝶々結び ② 結びきり10本 ③ 結びきり5本 ④ 仏事

それぞれ用途は決まっています。

 

 

① 蝶々結び : 片方を引っ張るとほどけることから出産や卒入学など、何度おきてもよい、おめでたい出来事に使います。

 

その場合ののし上は

御祝 ・ 内祝 ・ 出産内祝 ・ 御出産御祝 ・ 新築祝

などが当てはまります。もちろん、お中元、お歳暮もOKです。

 

EXETIMEのお客様でよくご利用いただく目的の一つに

お誕生日や祝還暦 などがありますが、

こちらは  御祝  の のしでお渡しになる方が多いようです。

 

 

② 結びきり10本 : 結んだきりほどけないことから一度だけのお祝いごとの際に使います。

こちらは ”結婚” とそれにまつわるもののみに利用です。

 

のし上は

寿 ・ 御結婚御祝 ・ 結婚内祝(内祝)

と覚えましょう。

 

 

③ 結びきり5本 : 快気祝い専門です!

結びきり10本は仰々しい感じなので5本で・・・的な使い方は×です。

病気や災害など二度とあってほしくない出来事のお見舞いに対しての返礼やお礼。

病気の見舞い返し、災害のお見舞いなどに使います。

 

のし上は

快気祝 ・ 御見舞

が主です。

 

 

④ 仏事 : こちらは 地方によって、黄色と紫(グレー)を使い分けるようです。

黄色は主に関西、北陸にお住まいの方が使われるそうです。

のし上は

満中陰志 ・ 志

となります。

名入れについて

名入れは贈る側の苗字を入れることが一般的です。

フルネームでもOK。

贈る側の名前であることが前提ですが、それ以外は比較的自由です。

 

 

結婚の場合

向かって右が新郎

向かって左が新婦。

 

赤ちゃんが生まれたときの内祝い

赤ちゃんの名前を入れます。

右にふりがな

左に漢字の名前  を入れるのが一般的。

 

連名で何人かでプレゼントするときは

向かって右から左へ

目上の方から入れましょう。

内のしと外のし

内のし、外のし。

何が違うかといえば、包装紙の上にあるのが外のし、包装紙の内側にあるのが内のしです。

 

内のしはお返しをする時に使うのが一般的。

返礼品であったり、自分にHAPPYなことがあったのでおすそ分けします、

という意味合いがあります。

 

外のしは表書きがはっきり見えるので目的もわかりやすい。

相手にHAPPYなことがあった場合に渡す場合が多く、結婚祝いや出産祝いにお勧めです。

 

宅急便で送る場合はのしに傷がつかないように内のしを使う、というのが

一般的なようですね。おすすめです。