手土産からお供え、過ごし方まで、お盆のマナーを再確認

地方によって時期が違うものの、一般的に企業のお盆休みなどは8月のお盆時期が主流です。
夏休みとして、家族でレジャー旅行などを計画している方も多いかと思いますが、
一方、帰省してお墓参りや家族、親せきと水入らずで過ごす習慣のご家庭も少なくないのではないでしょうか。
特に配偶者の実家を訪問する場合などは、手土産選びひとつとっても毎回悩んでしまうもの。
そこで、直前のこの時期、お盆にまつわるマナーを再確認してみました。
せっかくのお盆休み、帰省先にも喜ばれ、なごやかな時間が過ごせるようにしたいものですよね。

手土産とお供え、両方用意すべき?

家ごとにしきたりや慣習などあるものですが、できれば分けて用意すべきでしょう。
それぞれは、そんなに高価なものである必要はないのです。
仏様に、両親に、それぞれ気配りができているという気持ちが大切だということ。

 

手土産は、義両親などの好みのものが分かっていればそれが一番ですが、スイーツなどが無難です。
帰省先では手に入りにくいお菓子、または冷やして食べられる水ようかんやゼリーなど、季節感のあるものや、季節柄、日持ちするものが良いでしょう。
親せきなどが集まる場合には、みんなで食べられるような数量を心掛けてください。

 

お供え物は、仏式の場合、線香やろうそく、果物、日持ちするお菓子などが一般的ですが、
案外重く、しかも痛みやすい果物などは、帰省時に持参するにはやや不便。
コンパクトに包装されたかわいらしい干菓子などは、つつましいながらも見栄えもし、おすすめです。
さらに丁寧にする場合は、「御供」と表書きした掛紙をつけておけば完璧です。

お墓参りに行く場合、ちょっとした準備を

帰省して、家族でご先祖のお墓参りに行くのが習慣の場合も多いのではないでしょうか。
帰省旅の荷物としてかさばりすぎないレベルで、多少の準備をしていくと
「まあ、行き届いた人!」と思ってもらえるかもしれません。

 

まずは服装。
初盆や三回忌など、特別なタイミングでなければ喪服などを用意する必要はありませんが、
お坊さんや管理事務所の方とお会いしても失礼のない程度の整った服装は持参しておくと安心です。
また、お墓の掃除用に、少し控えめなデザインのエプロンなどもあれば、さらに素敵です。

 

掃除道具などは実家のものを借りれば十分ですが、ちょっとした気遣いとして
お供えものを置くための半紙などをバッグからスっと取り出せればとても洗練されています。
また、数珠も忘れないようにしましょう。

帰省できない場合でも、気持ちを贈りたい

夏休みのスケジュールがお盆と合わなかったり、ほかに計画が入っていたりして
お盆に帰省できないこともあるかと思います。
そんなときは、お供え物だけでもお送りしてみてはいかがでしょう?

 

お線香を日常的に上げる習慣のあるお宅であれば、普段はあまり高価なお線香は買わないもの。
そこで、伽羅や沈香などの品質もよいお線香などを「御供」として贈れば、
品のいい贈答品として喜ばれるでしょうし、お線香を上げるたびに漂う優美な香りに気持ちを癒してもらえることでしょう。

 

また、お供えしたあとに家族や親せきで味わって頂ける食べ物などでもよいでしょう。
帰省旅行で持参する場合は重さや日持ちなどを気にせざるをえませんが、
送付する場合であれば新鮮な果物や、飲み物などでも選べます。

 

いずれにせよ、品物だけ送りつけるのは、やや不躾です。
必ず電話や手紙で、帰省できないおわびと健康を労わるメッセージなどを伝えたいもの。

 

お盆の時期は立秋も過ぎて、「残暑見舞い」を送る時期。
仏様へのお供えとともに、義両親などへ残暑見舞いのギフトを贈るのもよいですね。
お供えは品物で、両親へはカタログギフトなどでスマートに、
などと使い分けしてみるのも喜ばれそうです。