夫(または妻)の実家へ帰省する際に気を付けたいこと

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結婚すると、旦那さんや奥さん、相手方の実家へ帰省することも多いと思います。自分の実家と違い、お義父さんやお義母さんには気を使うもの。今回は、相手方の実家に帰省したときに気を付けるべきことを、実際の失敗談を交えながらご紹介していきます。

手土産は買う前にリサーチを

失敗エピソード1:
旦那さんの実家へ帰省するので、地元で人気があるケーキ屋さんのシュークリームをお土産に買っていきました。ところがお義父さんは糖尿の気があるらしく、大好きな甘いものを控えているということでした。甘いものを我慢するお義父さんの前では、誰もシュークリームを口にすることはできず…。主人も糖尿のことは知らなかったようで、リサーチ不足でした。

手土産選びの失敗談をご紹介しました。手土産にお菓子は定番ですが、相手のことをよく知っておくことが大切ですね。旦那さんにうまくリサーチしてもらい、状況に配慮して喜んでもらえるお土産を選びましょう。

家のお手伝いをするときは一声かけて

失敗エピソード2:
結婚してから初めてのお正月、旦那さんの実家へ帰省しました。お正月は親戚やご近所の方がご挨拶に来られたり、なにかと人の出入りが多いものです。いらっしゃった方にお茶を出したり軽いお食事を出したり、忙しそうなお義母さんを見て、私も手伝わなければ!と意気込んでいました。来客が多く洗い物がたまっていて、来客用の湯飲みが足りなくなりそうだと思い、お義母さんがお客さんの対応をしているあいだに洗い物をすることにしました。洗ったあと、すぐに使えるようにふきんで拭いていたところにお義母さんが現れ、びっくりした顔で「それ雑巾なのよ…」と一言。全部洗い直すことになり、逆にお義母さんに迷惑をかけることになってしまいました。

よかれと思ってしたことが、裏目に出てしまったという失敗談でした。
家庭それぞれでルールがあったりするので、きちんとやり方を聞きましょう。自分で考えて行動することも大切ですが、まずは「何か手伝うことはありますか?」とお義母さんに一言聞いてみるのがよいかもしれませんね。

愚痴は厳禁!旦那さんをたてて

失敗エピソード3:
毎年年末は夫の実家へ帰省するのですが、夫の弟も実家へ帰ってきます。私と義弟は仲が良いので、久しぶりに会ってお互いの近況を話していました。義弟の結婚話を聞いていて話が盛り上がり、ついつい旦那の直してほしいところを口にしてしまい…。
「私だって働いてるのに、旦那は全っ然家事とか手伝ってくれないし、洋服は脱ぎっぱなし、ご飯のあとのお皿も放置だし…○○くんは見習ったらだめだよ~」
はっと我に返ったときにはすでに遅く、お義母さんから冷たい視線。とっさにフォローしようと「で、でもちゃんとごみ出しはしてくれるんだよ!」と言ってはみたものの、ひんやりとした空気が流れました。

よくありがちな旦那さんへの不満な点の話ですが、さすがに旦那さんの実家では心の中にしまってくださいね。お嫁さんの味方をしてくれるお義母さんなら良いのですが、自分の息子の方がかわいいと思うお義母さんも世の中多いもの。しっかり家庭を支えてくれている、と旦那さんをうまくたてるようにしましょう。

お義父さん、お義母さんに好感を持たれるには

これまで挙げてきたことに気を付け、お義父さんやお義母さんへの小さな心配りの積み重ねていくことで、あなたの好感度もぐっとアップすることでしょう。最初は気を遣う相手方の実家への帰省ですが、回数を重ねるごとに、ポイントは押さえつつも自然体で過ごせるようになるとよいですね。