旅のギフトをさらに思い出深いものにする、いくつかのアイデア

親やお世話になった方に、くつろぎの時間をプレゼント。
そんな旅ギフトが定番の贈り物としてすっかり定着してきましたが、モノではない分、華やかなギフトパッケージを開けるときのようなワクワク感にかけるかも、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、両親に贈る旅ギフトを想定し、プレゼントをさらに素敵に彩るサブ・ギフトやサプライズのヒントをご紹介します。

カタログギフトに、すてきな旅小物を添えて

旅行好きの両親に、子供たちで費用を出し合って旅のプレゼント。

そんなときには、

贈られた側が自分たちの好みで行先や宿などを自由に選べ、

電話1本で申し込めるカタログギフトはとても便利です。

日程も行先を決めてから選べるので、

事前に都合を確認する必要もなく、サプライズプレゼントとしてもピッタリ。

そこにもうひとつ、すてきなパッケージ替わりに、旅小物をつけてお渡ししてはいかがでしょう?

 

たとえば、夫婦お揃いの帽子や、旅行に便利なポーチ。軽くて小さくたためるストールなど。

また、旅の時間を記録するコンパクトカメラなども、いいかもしれません。

 

旅は、準備をあれこれ考える間すらも心躍るものです。

「この帽子に合わせるなら、このお洋服にしようかしら?」と考えたり、

新しいポーチに洗面道具をつめてみたり。

新しいカメラの操作方法を練習してみたり。

旅のプランニングの期間も、思いっきり楽しい時間を過ごしてもらうための気の利いた小道具になりそうです。

こっそりと宿にお願いして、特別なサービスを

これは筆者が友人に聞いたエピソードです。

両親の40回目の結婚記念日に、ふたりがとても気に入っている宿への旅行をプレゼントしたときのこと。

両親には内緒で、事前に宿に依頼して、特別なオプションをつけてもらったのだそうです。

 

 

チェックインのときには、宿のスタッフから一斉に

「結婚記念日、おめでとうございます。末永くお幸せに」のお祝いのご挨拶を受けたご両親。

ビックリされたと同時に、とても感激されただろうことは想像がつきます。

さらに、子供からのプレゼントとして、ワイン好きの父親には夕食時に特別なワインを。

母親には、ゆったりと時間をかけたエステを。

 

 

数年前のことだそうですが、今でもご両親はそのときの感動と楽しかった思い出を、それは嬉しそうに語られるのだそうです。まさに、一生心に残るプレゼントですね。

 

今は金婚式や銀婚式プランなどで特別なお料理やサービスなどを提供してくれる宿も増えています。

大切な両親に、そんなスペシャルな旅を贈るのも、感謝の気持ちを伝えるいい機会になるはずです。

思い出を形に。メモリアルをプレゼント

準備する期間も楽しめるのが「旅」。と、先ほど書きましたが、

帰ってきてからも思い出を楽しめるのも、旅の良さです。

 

 

写真やパンフレットを整理したり、見聞きした風景や訪ねた名所のことを語り合ったりする時間は、

旅の余韻を膨らませてくれます。

お帰りなさいの気持ちを込めて、

親が訪ねた地方にまつわる写真集やゆかりの本などをプレゼントするのも、素敵です。

 

撮ってきた写真をパソコンで整理してあげたり、

手軽にデジタル写真で作れるフォトブックを作ってあげるのも、デジタル世代の得意技。

きっと喜ばれることでしょう。

 

何より、楽しかった旅のお土産話をゆっくり聞いてあげることが、一番のプレゼントになるかもしれませんね。