温泉旅行、グルメ、スポーツ体験からビューティ体験まで、体験型ギフトの贈り方アイデア5

贈り物のトレンドは「モノよりコト」にシフトしてきています。
形に残るモノではなく、思い出に残るコトのほうが、より深く相手に感謝の気持を伝えられるからかもしれません。
では、具体的に「誰に」「どんなタイミングで」「何を」贈ればいいのか。ヒントになるような例をご紹介します。

両親×結婚記念日=温泉旅行ギフト

社会人となり、結婚して、子どもが生まれるような歳になると、親のありがたみを実感するものです。

親も歳をとってきますから、元気なうちにいろいろと親孝行したいですよね。

 

両親へプレゼントを贈るタイミングとして第一に考えられるのは結婚記念日。

高級旅館の雰囲気を気軽に味わえる日帰り入浴を贈ってみてはいかがでしょう。

 

最近では、入浴に加えて個室での休憩とランチ、またはディナーがセットになったプランを用意している宿も多いのです。

 

銀婚式などの節目なら、思い切って宿泊をプレゼントしてもいいですね。いずれにしろ、親に値段がわかってしまうと気を遣わせてしまいますので、贈る側が事前に料金を支払っておけるカタログギフトが便利でしょう。

甥っ子×成人祝い=レストランのグルメ券

小さい頃から可愛がっている甥っ子や姪っ子が成人するとなると感慨もひとしお。大人の仲間入りをした記念に、なにか心に残る贈り物をしたいですね。

 

せっかくの成人祝いですから、“大人”を意識できる内容がいいでしょう。例えば、ちょっと高級なフランス料理や会席料理の店のレストラン食事券

 

大人としての振る舞いやマナーを嫌でも意識させられる店で、大人としての第一歩を踏み出してもらうのです。本人は緊張するかもしれませんが、きっと感謝されますよ。

 

ポイントは、甥や姪の両親、つまり自分の兄弟姉妹も一緒に招待すること。甥姪の成人祝いは、親の慰労の意味も含まれてしかるべき。兄弟姉妹を思いやるメッセージを添えればなお丁寧ですね。

父親×退職祝い=学び体験

そろそろ父親が仕事をリタイヤするので、なにかお祝いをしたいと考えている方も多いのでは?

 

仕事一辺倒だった父親が、退職と同時に老けこんでしまった、なんていうのはよく聞く話。それまで仕事一筋だったので趣味もなく、急に時間ができても何をしていいかわからないというのが実態のようです。

 

そんなことにならないよう、父親の退職祝いには趣味につながるような体験ギフトをプレゼントするのがおすすめです。

 

例えば、最近は農業体験が人気のようです。月に1回、週末に畑に足を運び、土を作り、種をまき、野菜を収穫するまでの一連の作業を教えてもらえます。

 

また、英会話や楽器、カメラ、書道などのカルチャースクールに申し込んであげるのもいいかも。教室で同じ趣味を持つ友だちができれば、第二の人生もグッと充実したものになるはずです。

女性の親友×結婚祝い=花嫁エステ

仲のいい友達の結婚は、自分のことのように嬉しいですよね。友人数名でお金を出し合って家電や生活雑貨をプレゼントするケースもあるでしょうが、親友だったら個人で贈り物をしてもいいでしょう。

 

間違いなく喜ばれるのはエステ。結婚式の前に体のケアをしてもらい、いっそう美しい状態で式に臨んでもらうのです。

 

全身のトリートメントにフットバス、まつげエクステンションまでついたトータルエステなら、施術中は夢のような気分。心身ともにリラックスしてもらえるはずです。

恩師×退職祝い=癒し体験

学生時代にお世話になった先生が退職を迎えられる際には、疲れを癒せるマッサージなどを贈るのもいいアイディアです。

 

男性なら、肩や腰の慢性的なコリや痛みを和らげてくれるマッサージ、痛みの深層にまで働きかける鍼や灸などが喜ばれそう。

 

女性なら、フェイシャルエステやヘッドスパ、ボディトリートメントなどを選んであげるのもいいでしょうね。

 

感謝の気持をしたためた手紙と一緒に贈れば「お疲れ様でした」「いつまでも元気で美しくいてください」の気持ちがより伝わるでしょう。