両親への夏の旅ギフトなら、高原温泉がおすすめ

温泉といえば、秋から冬の寒い時期に行く、そんなイメージが強いですが、
梅雨の湿気や夏の暑さに疲労した身体を癒しに行く、夏の温泉もココロと身体にいいものです。
そんな、夏ならではの温泉の楽しみ方について、ご紹介します。

夏に温泉、そのメリット

夏の温泉、実はいろいろメリットがあります。
たとえば

 

●人気の温泉地は、秋から冬に予約が集中しがち。なので、夏は意外にすいていて予約が取れやすい
●夏の暑さや梅雨のジメジメで身体が疲れている時期の温泉は、気持ちも身体もリフレッシュ
●高原の温泉地など、夏でも楽しめる観光地の温泉であれば、観光と温泉、二重に楽しめる

 

さらに、夏の温泉は脱衣も楽ですから、気軽に何回もお湯を楽しみやすいですし、
寒い冬ですと寒暖差により心配なヒートショックなども、心配のもと。
つまり、シニア層の両親などへの旅ギフトとしても、夏の温泉は最適で、安心してすすめることができます。

 

いかがでしょう?夏の温泉、けっこういいものですよね。
それでは、これからの時期おすすめの温泉についてもご案内します。

標高の高い温泉で、涼と湯の癒しを楽しむ

日本で一番標高の高い温泉地って、どこかご存じですか?
それは、富山県のみくりが池温泉で、北アルプスのみくりが池湖畔、標高2430mのところにあります。
マイカー規制により、車で行けるのは立山駅まで。そこからケーブルカーと高原バスを乗り継いで行くのだそう。
夏でも涼しく、絶景の中にある美しい景色と山登りの疲れを癒してくれるお湯、
ぜひ一度訪ねてみたいものですが、ちょっと気軽に行くわけにはいきませんよね。

 

たとえば両親に旅ギフトなどですすめるならば、もう少し気軽に行けるところを選んであげたいもの。
そこでおすすめなのが、標高1000mから1500mぐらいの高原の温泉です。
いくつかピックアップしてみました。

 

●日光湯元温泉
延暦7年(西暦788年)からという歴史を持つ、由緒ある温泉地。
冬の寒さが厳しいため、昭和初期までは夏だけの湯治場だったというだけあって、夏の涼しさ、過ごしやすさは最高。

 

電車の場合は日光駅からバス便で向かえますので、アクセスもよく、また日光の観光と合わせて楽しめるという、1泊2日の旅でも充実した時間を過ごせます。
温泉街には無料の足湯などもあり、湯けむりの向こうに湯ノ湖や山の緑の景観が美しく、
心休まる夏のひとときを楽しめます。

 

●白骨温泉
長野県松本市安曇にあり、中部山岳国立公園区域内にある、美しい温泉地です。
標高1400mの地で、湯質は乳白色でお肌にやさしい弱酸性のマイルドなお湯。
宿泊施設のほかに、立ち寄り湯や食事処も充実しているこの温泉地は、2012年に剣道白骨温泉線も開通し、車でのアクセスがより便利になりました。

 

乗鞍高原もほど近く、山歩きや自然散策とセットで楽しむ観光客も多く、
こちらも夏の高原とセットでリフレッシュする旅を楽しめるエリアですね。

 

●奥飛騨温泉郷
北アルプス・乗鞍岳など3000m級の山々に囲まれた、5つの温泉郷の総称。
源泉かけ流しの豊富な湯量を誇り、ダイナミックな山岳景観が人気でリピーターもたいへん多い温泉エリアです。

 

6月末には恒例の温泉祭りがあり、指定された露天風呂をすべて巡ると記念品をもらえるなど、
にぎやかなイベントも盛りだくさん。
また、新穂高ロープウェイの日本唯一の2階建てゴンドラに乗って、標高2200mからの北アルプスの絶景を楽しむのもおすすめ。

 

高原の温泉地、ご家族で、または両親への夏ギフトとして
ぜひ考えてみたいものですね。