年末年始のプチ・トリップ。関東近郊のおすすめ初詣&初日の出スポット

2016年も、いよいよ年の瀬。
年末年始の過ごし方について、もう計画は決まりましたか?
お正月に欠かせない初詣や初日の出、たまには小さな旅行をかねてとっておきのスポットに出かけてみてはいかがでしょう。
ご両親やご家族と迎える新しい年、ちょっと特別なひとときを過ごせる、そんな場所を探してみました。

山頂で初詣とともに絶景の初日の出も

武蔵御嶽神社は、奥多摩・御岳山の山頂にある、紀元前に創建された由緒ある神社。標高929mの山頂にありますが、ケーブルカーで行けますのでスニーカー等の軽装で気軽に登頂できます。由緒ある神社の佇まいはもちろん、新宿の高層ビル群から筑波山まで見通せる絶景が見どころの人気スポットです。

 

通常夕方で終わるケーブルカーも12月31日から元旦までは終夜運転。
キーンと冷えた山の空気と幻想的な山の雰囲気の中、初詣と山頂からの初日の出を合わせて楽しむことができます。
参道の店も多いので、年越しそばやお酒で温まることもできますし、宿坊や旅館などの宿泊施設も20軒程度ありますので、山頂ちかくの小さな宿でゆったりと日の出を待つのもいい思い出になりそう。

 

複数の駐車場がありますが、年末年始は人出が予想されるので公共交通機関で行くのがおすすめ。JR青海線御嶽駅からバスとケーブルカーで乗り継いで行くことができます。

水平線から昇る、日本で一番早い初日の出

千葉県銚子市の犬吠埼は、関東最東端の地。
遊歩道が設けられ、世界灯台100選にも選出された犬吠埼灯台もある景勝地であり、日本で一番早く初日の出が見られるスポットとして有名です。海岸線から灯台ごしにのぞむ地平線から昇る初日の出は、新年にふさわしい荘厳な気持ちにさせてもらえます。

 

混雑をのがれるのであれば、犬吠駅のひとつ手前、君ヶ浜から見るのもおすすめです。

 

ただし、初日の出を見るために向かう車で道路は毎年大渋滞になりますので、
ここも銚子電鉄の犬吠駅から徒歩で向かうのが無難。年末年始は臨時列車を増発していますので、深夜や早朝に向かうこともできます。

 

また、太平洋を一望できる露天風呂で有名な犬吠埼観光ホテルをはじめ、複数の宿泊施設がありますので、宿を拠点として年末年始をのんびり過ごしたり、日帰り温泉を利用して「初湯」を楽しむのもいいものです。

関東を代表する観光地、箱根での初詣

日本のみならず海外でも著名な観光地、箱根。
年末年始を宿で過ごす優雅な時間も魅力的ですし、首都圏からのアクセスの良さを利用し、三が日などに日帰りでブラリと行ってみるのもいいものです。

 

この地で初詣をするのであれば、もちろん箱根神社が第一候補になりますよね。
高台にある境内からは芦ノ湖をのぞむことができ、また、富士山の景観も、正月らしい華やかな気分を盛り上げてくれます。

 

もちろん初詣の時期は混雑しますが、都内の著名な神社などほどではありません。
特に元旦の午前中までには年越しの観光客が帰っていくこともあり、元旦の午後以降は比較的ゆったりと参拝する穴場タイムです。
もちろん、元旦をはずしてゆったりと正月旅行を計画してみるのもいいのですが、注意すべきは2日~3日に開催される箱根駅伝。交通規制がありますので、車でいく場合は事前に詳細を調べるなど準備が必要です。

 

おうちでのんびり過ごす年末年始もいいものですが、近郊にちょっと足を延ばして味わうお正月。いつもの年より、より新鮮な新年のスタートになりそうですね。