喜ばれる結婚&出産祝い、「選べる」がポイント

親戚や友人、親しい人の結婚や出産は自分のことのように嬉しいものですよね。
そんな時は、心を込めてお祝いを贈りましょう。
でも、実際のところ何をどれくらい贈ればいいのでしょうか?
今回は、基本的なお祝いの相場やマナーに加え、本当に喜ばれるお祝い、その贈り方をご紹介します。

お祝いの相場とマナーの基本

人生の中でも最大のイベントである結婚と出産。
心を込めてお祝いをするのはもちろんですが、贈り物のマナーは心得ておきたいものです。

 

まずは、結婚祝いの基本。
結婚式に招かれてご祝儀を包む場合は、別途贈り物をする必要はありません。
会費制の二次会のみ参加の場合も別途ご祝儀を包んだりする必要はありませんが、どうしてもという場合は1000円から数千円程度の軽い贈り物をするのはいいかもしれません。
当日参加できない場合や、式や二次会を開かない場合などは贈り物をすると喜ばれます。
贈り物の相場は1万円前後が中心。親しさや関係性によって5000円から2万円程度まで幅を持たせても大丈夫です。
贈るタイミングは、できるだけ挙式の1ヶ月前まで。遅くとも2週間前までにしましょう。

 

また、出産祝いの場合は、まずタイミングが大切です。
産後すぐはママの体調回復のためにもゆっくりとしたい時期。
生後1週間から1ヶ月くらいに間に、きちんと母子の健康を確認してから贈るのが理想です。
金額は、関係性などによって3000円~1万円程度が基本と考えましょう。

贈られた経験のある人のホンネ

では、贈り物として、実際にはどんなものが喜ばれるのでしょう?
ネット上のさまざまなクチコミを見たところ
「いただいたかわいいお鍋とフライパンが毎日キッチンで大活躍中です」

「紙おむつは確実に消費するものなのですごく嬉しかったです」

などの声が多く、実際に毎日使えるもの、消費していくものはやはり人気。

 

「お掃除ロボットは、今ではこれなしの家事は考えられません」

「お客様用のティーカップセットは、備えておきたもの。助かりました」
などと、自分ではなかなか買わないけれど、プラスアルファの価値があるものの評価は高いようです。

 

「やはり現金ですね。プレゼントは嬉しいけれど、すでに持っているものもあったり。

自分で欲しいものを選べるのが一番です」

「ホンネは現金か商品券。なにかと物入りなので」
と、やはり現金や金券など、自分で自由に使えるものが嬉しいという意見が多数。
「色や大きさなどを選ばせてもらったタオルは助かりました」

「不要品が増えるのはホントは迷惑。自分でセレクトできる食器はいいですね」
と選択肢があるものへの支持も大きいようです。

「選べる」ギフトの贈り方とは?

現金が喜ばれるのは確かにホンネとしてはあるのですが、

贈る側としてはなにか形のある物をあげたくなります。
そこで、選べるギフトを贈るのがおすすめです。

 

ひとつのアイデアはアマゾンなどのショッピングサイトの「ウイッシュリスト」の活用です。
新郎新婦や出産を控えるママが、事前に欲しいプレゼントのリストを作成しておき、贈る側は、その中から選んで贈るのです。
これなら、そもそも欲しいものしかありませんし、贈る側も悩まずにすみます。
誰かが贈れば、その時点でリストから消えるようにしておけば重複も避けられます。
また、価格に幅を持たせておけば、贈り手の予算次第で簡単に選べますし、友人といっしょに高級品をセレクトすることもできます。

 

もうひとつ、カタログギフトを贈るのもとてもよい方法です。
贈る側は予算で選べ、贈られる側は自分の欲しいものを選ぶことができます。
そして、金額が贈られる側には分からないのでプレゼントとしてはスマートです。
カタログギフトは日本の贈答文化にも合った「選べる」ギフトといえそうですね。

 

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