卒園、卒業シーズン！卒業祝いにぴったりの贈り物

3月は卒園、卒業の季節。
それと同時に、4月からの小学校、中学校、高校、大学、専門学校など入学祝い、あるいは入社を控えたお祝いの時期でもあります。

入学、入社のお祝いの前に、まずは卒園、卒業を心を込めてお祝いしてあげたいものです。

今回は、卒園、卒業祝いにぴったりの贈り物をご紹介します。

幼稚園、保育園を卒園したら、晴れてピカピカの小学1年生です。

この時期の子どもは好奇心が旺盛で自我もはっきりしてくるので、絵を描くのが好きな子には多色そろった色鉛筆や絵の具セット、サッカーが好きな子には子供用のサッカーボールなど、本人が興味のある好きなものを贈るのが一番です。

好みが分からない場合には、小学校で使う文具やお弁当箱、ハンカチなど実用的なものにすると良いでしょう。
事前に、好きなキャラクターや好きな色だけでも聞いておくと喜ばれる贈り物ができます。

小中学校を卒業し、中学受験や高校受験も終えてほっと一息。
新しいステージに向けた卒業祝いは、腕時計やデジタルカメラなど少し高価で長く大切に使っていくものが喜ばれます。

また、現金や商品券・図書券といった、自分で好きなものを買えるものも嬉しい贈り物です。

その場合の祝儀袋は、のしを付けて、紅白の水引（蝶結び）にします。
表書きは「御祝」「御卒業御祝」「祝卒業」などです。

高校を卒業して大学に進学する場合の卒業祝いには、小中学校の卒業祝いと同じく、時計や万年筆、現金や商品券・図書券などが定番です。

また最近では、ノートパソコンやタブレット端末が比較的安く手に入るようになったため、持ち歩き用としてプレゼントすることも増えていて大変喜ばれるようです。

女性であれば、本格的にお化粧を始める時期でもあるので、有名化粧品ブランドのリップグロスやチーク、マスカラなどのお化粧グッズも人気があります。

口紅などに名前を入れてくれるサービスもありますので、お祝いにはぴったりですね。

学生生活を終えて、いよいよ社会人。
やはり定番の贈り物には、ネクタイや名刺入れ、現金や商品券・図書券などがあります。

またこれから一人暮らしを始めたり、社会人になって忙しくなるため、便利な家電やリラックスグッズが喜ばれます。
家電では、コーヒーメーカーや電気ケトル、アロマ加湿器、スムージーなどを作るジューサーも人気があります。
邪魔にならない程度の大きさのものを選ぶようにしましょう。

他にも、遊び心のあるUSBメモリや、音楽好きの方に高音質のヘッドフォンなど贈る相手にとって実用的なものが重宝されます。

一つの節目としての卒業祝い。
決して高価でなくても、心のこもった贈り物は喜ばれるものです。

やはり一番良いのは贈る相手の趣味や好みに合ったもの。
本人や親御さんにさりげなく事前に聞き出してみることをおすすめします。
また「卒業後に役立つもの」という視点で考えると良いでしょう。

うららかな春の日に、新たな出発に向けて卒業をお祝いしてあげたいですね。