旅ライターのおすすめ旅行。秋に行く秘境の宿

旅の記事の取材で、日本全国の名所や宿を知り尽くしているのが、旅行ライター。
そんな旅のプロに、おすすめの秋の宿と過ごし方を提案してもらいました。
今回のテーマは秋旅行にピッタリ、紅葉や自然の美しさを堪能できる「秘境の宿」。


自分で行くもよし、両親などにすすめたりプレゼントするのもよし、
ちょっと刺激的な、そんな旅プランをご紹介します。

シニアでも楽しめる秘境を厳選してご紹介

「秘境」という言葉の持つワクワク感は特別ですよね。
旅好きな人の間でも、普通の温泉や宿、そしてツアーではなく、
ちょっと冒険心や好奇心をくすぐられる、そんなスペシャルな旅を求める傾向が顕著になってきました。

 

 

ただし、特にシニアの場合は、あまりに過酷な交通手段だったり、環境だったりすると、

ちょっと尻込みしてしまうかもしれません。
そこで今回は、秘境気分を味わいつつも、ある程度整備が行き届いていて安心、
そんなスポットをご紹介したいと思います。

 

 

さらに、景観を愛で、名湯を堪能する「のんびり旅」と、

ロケーションやアクティブな観光プランを楽しむ「小さな冒険旅」、
どちらの過ごし方も現地で選べるような場所を選びました。

ぜひ、旅プランの参考にしていただければと思います。

船でしか行けない温泉宿、大牧温泉

船でしか行くことができない、そんな秘境の温泉宿が富山県の大牧温泉です。
庄川の上流にある小牧ダムの湖岸にひっそりと建つ一軒宿の大牧温泉に行き着くには、
一日四便のみ運航する遊覧船に乗っていくしか、交通手段はありません。
そんなドラマチックなロケーションのせいで、
「船で渡る秘境温泉」としてクチコミでも評判が広がっています。

 

 

その特殊な交通手段だけでなく、山と湖畔に囲まれて、

春の新緑、夏の涼しげな湖畔、秋の紅葉、そして冬の雪景色と、四季折々の自然の美しさも人気の理由。

 

 

さらに、そんな秘境の宿ではあるものの宿としてはかなり大きく、

湖畔を展望できる客室や、くつろげる囲炉裏のあるロビー、渓谷をのぞむ絶景の露天風呂など、
宿を一歩も出なくても、施設内で十分くつろげる設備が充実していますし、
和会席のお料理も定評があります。

 

 

「秘境」というと交通手段や宿の設備に不安を感じてしまうシニア層にとっては、

雄大な自然を肌で感じつつも、安心して過ごせるということで、人気に拍車をかけている模様です。

渓谷に抱かれる宿、祖谷(いや)温泉

北海道のニセコ薬師温泉、青森県の谷地温泉と並び、日本三大秘湯に数えられるのが、
徳島県の祖谷渓沿いにある、ホテル祖谷温泉。
四国でもめずらしい、一日2000トンもの豊かな湯量で、源泉かけ流し、
そしてなんといっても、ケーブルカーで下る谷底にある渓流沿いの露天風呂が有名です。
風呂から間近にのぞむ川の流れと木々の美しさは、
滞在中に何回でも楽しみたくなるぐらいの素晴らしいロケーションです。

 

 

近くには、日本三大奇橋に数えられる吊り橋の「かずら橋」や、

吉野川の激流によって削られた峡谷を運航する遊覧船など、
ちょっとした冒険心をくすぐられる見どころもたくさん。
山歩きやジョギングなどで体を動かすことが大好きなアクティブ・シニアには
楽しみがいっぱいの滞在になることでしょう。

 

 

また、このロケーションを利用して、

夏であれば、ホタルウォッチングや七夕イベント、
そして、ライトアップされた名所「かずら橋」のナイトツアーなど、
四季折々にさまざまなイベントを宿が企画してくれているのも人気の秘密。
宿で温泉を満喫するもよし、好奇心いっぱいで動き回るのもよし、
気分と好みに応じて過ごし方を選べるのも、嬉しいポイントです。

 

 

いかがでしょう?非日常感は満点ながら、

意外に手軽に体験できる、秘境の旅。
自然の美しい秋の季節に、検討していただくのもよいのではないでしょうか。