気をつけたい義母(はは)の日の贈り物

母の日の贈り物

もうすぐ母の日
自分の母親への贈り物とは違って、義理のお母さんには何かと気を遣うものですね。

常識やマナーは家庭それぞれ。
よかれと思って贈ったプレゼントが思わぬトラブルを巻き起こすこともあるので、気を付けたいものです。

今回は、定番のお花のギフトを義理のお母さんに贈る時、
失敗しないように気を付けたいことをご紹介したいと思います。

・白いカーネーションは避けた方がベター。

母の日にカーネーションを贈るという慣習はアメリカから伝わってきたものです。

カーネーションの定番の色は「赤」ですが、「白い」カーネーションは亡き母への贈り物であるという常識が、現在でも一般的です。

白いカーネーションをプレゼントに贈るのは“非常識”と捉えられる可能性があるので、避けた方がよいでしょう。
また、同様の理由から、カーネーションでなくても、白い花のアレンジは避けた方が無難です。

・アートフラワー(造花)を贈る時はしっかり確認。

最近は品質の良いプリザーブドフラワーや、光触媒のアートフラワーなどが増え、造花の人気が高くなっています。
ところが、ガーデニングなどが趣味で、お花が好きなお義母様であれば、アートフラワーを好まない場合もあります。

本人の好みを事前に確認することが大切です。

・インターネット注文の思わぬ落とし穴

最近ではインターネットでお花を選んで注文する方も増えていますが、実際に手に取って見ながら選ぶのとは大きな違いがあるので慎重に選びましょう。

生花のつもりで注文したのに実は造花だったとか、期日までに届かなかったなどで、ギクシャクしてしまうケースも。
見落としがちな商品の注意書きや、そのお店の配達状況などを確認するなど、特に気を付けたいところです。

・メッセージカードを忘れずに

お花のギフトにメッセージカードを添えることを忘れてはいけません。
ただし、義理のお母さんには文面一つでも気を遣うもの。
やわらかな表現で、日常の感謝の気持ちなどを折り込むと良いでしょう。

結婚して間もない場合や、あまり深いお付き合いをしていない場合は無難な言葉がベターです。

「お母さんへ。いつまでもお元気でいてくださいね。」

得意なことがあるお義母様なら、そのことを話題にしましょう。例えば、お料理の場合、

「お母さんへ。いつもありがとうございます。またおいしいお料理をいただくのを楽しみにしています。」

また、自分に子どもがいる場合は、家族の話題を出してもいいかもしれません。

「お母さん、いつも私たち家族のことを気にかけてくださり、ありがとうございます。また夏休みにはみんなで遊びに行きますので、待っていてくださいね。」

「お母さんのアドバイスのおかげで、子育てを楽しめています。これからも頼りにしていますので、いつまでも元気なお母さんでいてください。」

ただお花を贈るだけではなく、相手のことを考えて選んだのだということが伝わるようにメッセージを添えることが大事です。

また、お花のギフトを宅配便などで送っている場合は、電話などで直接「ありがとう」を伝えられたらなお良いでしょう。

義母(はは)の日のプレゼントで、より素敵な関係が築けられるといいですね。

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