父親への定年退職のお祝い、喜んでもらえるカタチを考える

職場で花束を贈呈されて、定年退職のご挨拶。
そんなシーン、ドラマなどでよく見る見慣れた風景のように思えますが、
身内の定年となると、また違った感慨があるものです。ましてそれが父親であれば。
3月末は年度末ということもあり、そんな時期を迎える方も多いのではないでしょうか。

家族としてどのように慰労し、祝ってあげるのがよいのか、
今回は考えていました。

何よりも家族で食事が一番。小さなサプライズも準備して

定年の年齢については、徐々に60歳から65歳に引き上げつつある段階ではありますが、
現状では60歳として運用されているケースがまだ多いようです。
退職の時期については、勤め先により規定が異なりますが、
公務員の場合はだいたい年度末の3月31日で統一されています。
民間企業の場合は60歳がきた誕生月の月末だったり、誕生日当日だったりと企業により規定が異なりますが、公務員と同じく3月末という方も多いでしょう。

 

子として慰労とお祝いをするならば、贈り方のマナーなどを細かく気を使う必要はありません。
何より大切なのは、「ありがとう。お疲れさま」の気持ちを言葉にしてちゃんと伝えること。
タイミングとしては、できれば退職日の当日、帰宅時には伝えたいものです。

 

一緒に暮らしていたり、近所に住んでいるならば、
ちょっといいお店を予約して、家族だけでゆっくりと食事をしたりするのが一番おすすめです。
親にとって一番嬉しいのは、家族とともに過ごす時間、家族からの慰労のはずですから。

 

ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、手紙にして感謝の気持ちを伝えるのもいいものです。

 

また、お店を予約するときに、「父の定年退職祝いです」と伝えた上で、いろいろ融通してもらえるか相談してみるといいでしょう。
一流店やホテルのダイニングなどであれば、お店からのサプライズのお祝いがあったり、
サービスの方が「定年退職と伺いました。お疲れさまでした」などの言葉をかけてくれることでしょう。

 

ホテルダイニングであれば、同時に家族写真の撮影を写真館に依頼しておくのも、すてきなサプライズプレゼントになりそうですね。

離れて暮らしている親に喜んでもらえるには?

地元で暮らす父親に、タイミング帰省してお祝いをするのは難しい、というケースも多いかと思います。
まして3月末だった場合は、年度末ということもあり、こちら側も何かと忙しい時期ですから。
そういう場合でも、必ず電話で慰労と感謝の言葉だけは当日に伝えるようにしたいものです。

 

また、プレゼントについても、なかなか食事などを同席することが難しい場合、
郵送にはなってしまいますが、おすすめのお祝いをいくつかご紹介します。

 

母親も元気で健在の場合については、ふたりでゆったりリフレッシュしてもらうための「コト系ギフトがおすすめです。
父親の退職とはいえ、それまで支えたきた母親にも慰労の気持ちを合わせて伝えられます。

 

たとえば旅ギフトです。
ちょっといい温泉旅館などでの1泊旅行であれば、夫婦のんびりとこれからのことを語り合ってもらうのにはピッタリ。
ふたりで過ごす時間を大切に、というメッセージも伝わりますよね。

 

また、グルメなご両親でしたら、高級食材を贈るのもいいですが、ここは「贅沢な時間」も合わせてプレゼントできる、レストランなどでのグルメギフトもすてきです。

 

いっそのこと、父親が、または両親ふたりが、自由に選ぶことができるカタログギフトを贈るという方法もあります。
昨今のカタログは、旅やグルメなどのコトギフトまでもが充実しているタイプのものが増えてきていますので、きっと気に入ったものを選んでもらえそうですね。

 

いかがでしょう?
長年家族のために一生懸命働いてくれた父親への、退職祝いギフト
形式にこだわる必要はありませんが、心を込めて選んでみたいものですね。

 

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