立冬を迎え、贈り物シーズンも到来。冬のギフトシーンを考える

「立冬」とは昼夜の時間がほぼ等しくなる「秋分」と一年で最も昼が短い「冬至」の中間に当たる日のこと。
日付は年によって若干異なり、今年は11月7日に立冬を迎えました。
文字通り、冬のはじまりを告げる一日。各地から初雪の便りも届き始め、
街も少しずつ冬支度をはじめています。
これから駆け足でやってくる冬。
そこで今回は贈り物の機会も多いこの季節のギフトについて考えてみましょう。

忘れてはいけない冬のギフトシーンあれこれ

冬の贈り物といってまず思い浮かぶのはお歳暮。関東では12月10日から20日の間に贈るのが正式なマナーですが、最近は12月に入るとすぐに贈る人も増えているようです。

 

以前は会社の上司や仕事上の取引先などに贈るケースがほとんどでしたが、近年ではより近い、親しい人に一年の感謝と慰労を込めて贈ることが増えてきたそう。

 

そしてもうひとつ忘れてはいけないのがクリスマス。恋人や家族へはもちろん、遠く離れた友人にクリスマスカードを添えて贈るプレゼントだって立派な贈り物。

 

どれも大切な人へのプレゼントですから、心を込めた商品を選びたいですね。

 

 

しかし冬のギフトはこれだけではありません。

たとえば忘年会で再会する友人に今年慶事があったらそのお祝いを贈りたいですし、年末年始の帰省では手みやげが必要かもしれません。
年末年始がからみ人と会う機会が多い冬は、それだけ贈り物の機会も多くなるというわけです。

この機会に考えたい「ギフトを贈るということ」

これだけギフトシーンの多い冬ですから、ただやみくもに贈るのでは出費もかさみますし、なにより気持ちも伝わりにくいもの。ここでギフトを贈ることについて、改めて考えてみましょう。

 

まず大切なのは、贈り物に込めたい想い。感謝や御礼なのか、お祝いなのか、気軽な手みやげなのか。そこを明確にするだけで、ギフトの種類は絞られてくることでしょう。

 

また、名目も贈り物の大切な要素。たとえば親への感謝を伝えるにしても、ただお歳暮とするよりクリスマスプレゼントとした方が、より喜んでもらえるかもしれません。

 

 

あるいはお歳暮と帰省土産の組み合わせとして少し豪華なプレゼントを用意したり、長寿や結婚のお祝いとお歳暮をひとつにまとめてみたり。

 

 

贈り物の本質は、伝えたい気持ちをギフトに託すこと。単なる義務とするのではなく、対象やシーンによって贈り方を考え楽しみながら選ぶのが、喜んでもらえる贈り物のコツといえそうです。

冬のギフトシーンにぴったりな贈り物のアイデア

「どんな気持ちを込めて」を基本にしつつ、「誰に」「どんな名目で」を考えることで、贈り物の内容は決まります。いくつか例を考えてみましょう。

 

 

たとえば「上司への感謝の気持ちを伝えるお歳暮」。

 

 

定番のビールや食用油もいいですが、寒い季節であることを考えて、鍋料理セットなどはいかがでしょうか。家族が集まる機会の多い年末年始、実用的でご家族にも喜ばれること間違いなしです。

 

 

あるいは「親へ贈るお歳暮兼クリスマスプレゼント」の場合なら、健康を気遣うグッズで気持ちを伝えてみましょう。

 

 

マフラーや手袋などの防寒具などであれば、寒い時期に健やかに過ごしてほしいという気持ちを優しく伝えることができます。

 

 

あるいは少し奮発して温泉旅行を贈ってみるなんて手も。師走の忙しい時期で日程調整が難しければ、受け取った側が時期を自由に選べるカタログギフトもおすすめです。

 

受け取った相手が過ごす時間までに思いを馳せて選ぶ贈り物。寒い時期にほっこり心があたたまる、そんなアイテムを選びたいですね。