究極の冬景色に出会う、北海道の旅

寒い冬はどうしても外出もおっくうになり、家に引きこもりがち。
ですが、冬だからこその自然の美しさや、冬にしかできないイベント、美味しい冬グルメなどを楽しむことこそが、四季のある日本に生まれた醍醐味というものです。
そこで今回ご紹介したいのが、冬の北海道の観光情報。
ご家族を誘って、あるいは冬の旅ギフトとしても、選択肢に加えてみてはいかがでしょう。

一度は行ってみたい、札幌の雪まつり

国内外から200万人以上の観客が訪れる冬の一大国際イベントとして、一度は訪れてみたいと思っている方が多いのではないでしょうか。
今年2016年は2月5日(金)より開演。「大通&すすきの会場」では11日(木)まで、第2会場である「つどーむ会場」ではもう1週間長く18日(金)まで開催されますので、
今から計画しても、ギリギリ間に合います。

 

期間中は夜遅くまでライトアップされて賑わいますので、札幌グルメを味わったあとにキーンと冷えた空気の中、ダイナミックな雪像を鑑賞するのも楽しいものです。
また、期間内は、周辺でコンサートやスポーツ体験などのイベントも目白押し。
まさに、街全体がフェスティバル・モードになる冬の札幌、おすすめです。

雄大な自然の中でアクティビティ、知床の旅

「知床旅情」の歌で有名な知床。雄大な自然に恵まれたこの地は、冬ならではの楽しみ方がたくさん。
アクティブ志向の方ならば、ドライスーツで流氷の海に入る「流氷ウォーク」や、
ふかふかパウダースノーの雪原を歩き、オホーツクの展望や雪化粧をした原生林を楽しむスノーシューハイキングなど、冬の自然を思いっきり堪能するアクティビティもたくさん運営されています。
中でもおすすめは、5つの湖をめぐる「知床五湖・エコツアー」。1月23日より開催され、3月22日まで行われる冬の人気企画です。

 

また、今年訪れるのならぜひ行ってみたいのが「知床ファンタジア」のイベント。
音響とレーザー光線により、大空に広がるオーロラを再現した幻想的な冬空は、息をのむ美しさ。
30年の歴史を持つイベントですが、残念ながら今年が最後とのこと。
2月5日から3月12日まで、毎夜開催されますので、ぜひこの期間に体験してみたいものです。

流氷といえば、網走。白鳥などの野鳥とも触れ合える

オホーツク海沿岸の各地でみられる流氷ですが、やはり観光として見やすいのは網走が一番です。
網走港からは流氷粉砕船の「おーろら号」が毎日出航、氷の上に船体を乗り上げ、砕きながら進むのをデッキで体感できて、迫力満点です。

 

また、網走は野鳥の宝庫としても知られているエリア。
北浜駅からほど近い濤沸湖(とうふつこ)には、たくさんの白鳥が飛来、ほか、ガン・カモ類もかわいらしい姿を見せてくれて、いつまでも見飽きることがありません。

 

さらにオホーツクの新鮮な魚も、この地を訪れる楽しみのひとつ。流氷が運んでくる豊かなプランクトンで育った魚は、どれも絶品です。

 

いかがですか?
寒い冬は、寒いからこその極上の自然を堪能する。そんな旅をしてみたくなりませんか。